耳を疑う労働トラブル!実際に会ったトンデモ事例4選!
「まさか、うちの社員が…」
労働トラブルは突然、そして信じられないような事態を巻き起こして、発生します。
就業規則が創業当時のままになっている、法で定めている必要最低限に留めている、違反の具体例を記していないなど就業規則や規定を見直していない場合、突然の労働トラブルに対応することができません。
本記事では、F&M Clubがお客様とのご相談の中で実際にあった労働トラブル事例をご紹介します。
労働トラブルは想定外のものばかり
大企業や中小企業に関わらず、労働トラブルの多くが想定外ものばかりです。
「普通の人なら、そうはしない」
「うちは常識人が多いから労働トラブルに発展しないだろう」
「給与もしっかり払っているし、職場環境も良好だ」
「職場はうまく回っている」という社長の思い込みは問題の根本的な原因を埋没させ、いつか顕在化してしまいます。
また、業務上横領や経営陣の逮捕といった不祥事は稀有な例ですが、従業員による軽犯罪に近い不祥事や会社側が責任を追及される法令違反による労働トラブルは珍しくありません。
多くの中小企業が時代に即していない就業規則や規定を利用している背景には、経営者や人事担当者が“会社経営には労働トラブルがつきものである”と認識していないことから始まります。
まずは実際に起きた”トンデモ”労働トラブル事例を確認し、労働トラブルの未然防止と労働トラブルが起きた後に迅速に対応できる体制を準備しましょう。
F&M Clubに実際にあった労働トラブル4選
エフアンドエムでは、累計35,000社の中小企業を支援した実績を基に労務管理や対応の相談会を実施しており、日々、ご相談を承っております。
今回はお客様からご相談いただいた、実際にあった労働トラブルの事例と対策方法をご紹介いたします。
ご紹介する事例は“就業中に起きた”事例や“従業員による犯罪”、採用したばかりの社員が引き起こした“まさかの事態”をご紹介します。
※守秘義務・プライバシー保護のため、実際の企業規模や従業員の状況は変更しております。
従業員が就業時間中に飲酒を繰り返していた事例
ある中小企業の従業員のひとりが、就業時間中に飲酒をしていたことが発覚。
1回目は厳重注意にとどめたが、その後も就業時間中に飲酒を繰り返し、改善がみられないとのことでした。