会社を成⻑させる社⻑は何を考えているのか?
世の社長は、2つのタイプに分かれます。会社を“衰退”させる社長と、会社を“成長”させる社長です。会社を成長させる社長は、他の社長と異なる視点から自社をみています。その違いとは一体何でしょうか。
本記事では、成長企業の特徴や成長企業を目指すポイントについて解説します。
成長企業の定義とは
成長企業とは、大企業を指すのではなく、「利益や事業規模が継続的に成長し続けている企業」を指します。現時点での規模は大企業に及ばなくとも、今後の成長性を高く見込める会社こそ成長企業です。
成長企業の指標
成長性を判断するためにさまざまな指標があります。主な指標をいくつか紹介します。
- 売上高増加率 =(当期売上高-前期売上高)÷前期売上高×100
- 経常利益増加率 =(当期経常利益-前期経常利益)÷前期経常利益×100
- 総資本増加率 =(当期総資本―前期総資本)÷前期総資本×100
- 営業利益増加率 =(当期営業利益-前期営業利益)÷前期営業利益×100
- 従業員増加率 =(当期従業員数-前期従業員数)÷前期従業員数×100
- 新規顧客増加率 =(当期新規顧客数-前期新規顧客数)÷前期新規顧客数×100
上記以外にも利用できる指標は存在します。企業の状況に応じて、適切な指標をもとに判断してはいかがでしょうか。
中長期的な成長に備えた計画書
成長企業には、将来に向けた事業計画書が欠かせません。
金融機関や投資家は事業計画書をもとに融資・投資を判断するためです。
そのため事業計画書では、「何の事業をしているか」「収益をどうやって上げるか」「どのくらい収益を見込めるか」「収益を見込んだ根拠は何か」といった視点で事業を説明できなければなりません。
事業計画書を書く前の準備
書く前の準備として最も重要なことは...