
付加価値率とは、売上高に占める付加価値額の割合です。
付加価値率が高い場合、企業が新しく創造した製品やサービスの価値の割合が大きく、付加価値の割合増加にともない利益を増加させていると判断できます。
付加価値率は業界によって特徴があり、飲食業などの人件費が高くつくサービス業は、付加価値率がほかの業界と比較して高い傾向にあります。
不動産業や情報通信業も、付加価値率 が高い業界となっています。
反対に、卸売業や鉄鋼業などは付加価値率が低い傾向があります。
特に機械化の進んでいる業界では人件費の割合が低いため、付加価値率も低くなる要因となっています。