
助成金で売上アップ!?超プロが教える成功事例3選と助成金活用から業績を伸ばす3ステップ
中小企業が売上を伸ばす方法は営業だけではありません。助成金を上手に活用することで売上増加や職場環境の改善、ひいては人材を採用しやすい会社となることが可能です。
今回は中小企業を専門に20年以上、累計800社以上を支援してきた超プロが実例を交えて説明します。
目次[非表示]
- 1.ほとんどの社長が損している!?なかなか助成金を活用できない理由とは
- 2.なぜ助成金で売上アップ!?社長がおさえるべき助成金の効果5選
- 2.1.返済不要で雑収入としての収益が増える
- 2.2.会社の制度を整えることができる
- 2.3.従業員満足度が向上し離職率が下がる
- 2.4.優秀な人材を確保しやすくなる
- 2.5.助成金の積極的な活用は社会的な信頼につながる
- 3.【事例】助成金活用を通じて成功している会社3選
- 3.1.従業員を大切にして助成金を受給しながら退職者0を達成した事例
- 3.2.最新情報のチェックを欠かさないことで助成金を6種類以上受給した事例
- 3.3.就業規則を見直しから助成金を受給して、経営の自信につながった事例
- 4.助成金を活用して最短で会社を成長させる3ステップはこれだ
- 4.1.助成金の最新情報を手に入れる
- 4.2.助成金の申請に必要な書類を準備する
- 4.3.助成金活用を通じて安定した経営をする
- 5.助成金を受け取りながら会社が成長するサービス!?F&M Clubにおまかせ
ほとんどの社長が損している!?なかなか助成金を活用できない理由とは
中小企業の支援を長年続けていると「人材募集をしても反応がない、応募が来ない」「売上を増やしたいけど、人も設備も足らない」という悩みを多く聞きます。
中小企業では、社長自ら営業に力を入れることが大切ですが、上記のような資金繰りや従業員の採用・教育の悩みを放置すると、経営状態がどんどん悪化してしまうでしょう。
私は、このような悩みに「助成金」が効くと考えています。なぜなら、助成金は、要件を満たせば基本的に受給することができるからです。
では、助成金を使う企業が少ないのはなぜでしょうか。おそらく下記のように感じている方が多いはずです。
- 自社にあう制度がどれかわからない
- 税理士や社会保険労務士に聞いてもわからないといわれる
つまり、助成金の条件を詳しく調べる時間がなく、教えくれる人がいないため、ほとんどの社長が助成金を活用できないのです。
助成金を上手く使えていない企業が多い一方で、助成金で得をしている企業は多くあります。
得をしている企業がおこなっている手法や成功事例をご紹介するので、ぜひ自社の参考としてください。
なぜ助成金で売上アップ!?社長がおさえるべき助成金の効果5選
助成金を受給することで、会社にとっては5つの改善効果があります。
① 返済不要で雑収入として利益が増える
② 就業規則や勤怠管理体制を見直すことで、会社の制度を整えることができる
③ 社内体制の整備は従業員の満足度向上や離職率の低下などの効果がある
④ 従業員が働きやすい職場は優秀な人材を確保しやすくなる
⑤ 従業員が幸せに働くことができる会社として、社会的な信用を得ることができる
返済不要で雑収入としての収益が増える
助成金は返済が不要なうえ、雑収入としてそのまま利益となります。
例えば100万円の助成金を受給した場合、自社の売上高利益率が5%だとすると、売上高2,000万円に相当します。
助成金の原資は会社が払っている雇用保険料です。助成金は資金使途の制限が緩やかであるため、受給できるのにもらわないのでは損です。
会社の制度を整えることができる
助成金の受給を通じて会社の制度を整え、従業員が安心して働ける環境づくりができます。
助成金を受給できる要件として、就業規則の整備や適正な勤怠管理などが求められるためです。
従業員満足度が向上し離職率が下がる
従業員が安心して働ける環境をつくることで、従業員の満足度が向上します。
例えば働き続けながら子育てをする従業員を支援する制度が就業規則などで整っていれば、助成金がもらえるうえ、従業員も安心して長く働くことができます。
優秀な人材を確保しやすくなる
従業員が安心して働ける職場や教育・研修体制が整っている会社は、良い条件で求人できます。また従業員の口コミ評価が高い会社は求人での人気が高くなり、優秀な人材を採用しやすくなります。
就職活動に取り組む学生の91.6%は研修制度が整っている企業を希望しています。
助成金の積極的な活用は社会的な信頼につながる
いままでの話をまとめると、
① 助成金を受給して収益が良くなる
② 次の事業への展開ができる
③ 従業員の満足度が高まる
④ 優秀な人材を採用しやすくなる
⑤ 会社の社会的な信頼が高まる
というサイクルになります。
助成金の受給を目指すことで『従業員が幸せに働いてくれ、離職率が下がり、求人コストも下がる』効果が生まれます。
【事例】助成金活用を通じて成功している会社3選
助成金の活用を通じて成功した3社の事例を紹介します。
従業員を大切にして助成金を受給しながら退職者0を達成した事例
会社名:株式会社ロビン
業種:衣料品の小売業
従業員:14名
<改善前の状況>
- 人手不足で従業員が休みをとりにくい、さらに離職が増えるという悪循環
- WEB販売で売上が増加しているのに、手元にキャッシュが残らない
- 利益が出ているのに借入が毎年増えてゆく
<改善のためにおこなったアクション>
- F&M Clubに相談し、バックオフィスの改善から着手
- 就業規則の見直し、パートタイム就業規則などを整備
- 助成金はわかりにくかったため、サービスセンターを活用して申請
- 財務分析で資金繰り改善策を検討し実行
<改善の効果>
- エフアンドエムから提案された借り換えを実行したところ毎月の返済額が減り、資金繰りが改善
- 就業規則の見直しで従業員が安心して働ける土台を構築
- 労働環境と資金繰りが改善し、生まれた余裕で賃金アップと賞与支給を実施
- 助成金を受給して業務改善のための設備を導入し、労働環境を改善
- 働きやすい、休みも取りやすい環境となることで従業員が喜び生産性も改善
- バックオフィス改善に取り組んで以降の数年間で退職者はゼロ。さらに従業員の口コミで採用しやすい会社へ変革
- 従業員が働きやすい会社として助成金を4種類受給し、更に働きやすい会社へ
最新情報のチェックを欠かさないことで助成金を6種類以上受給した事例
会社名:株式会社ヤスダコーポレーション
業種:製造業
従業員:50名
<改善前の状況>
- 総務部長の退職で実務を聞くことしかできない
- 聞いたことには答えてもらえるが、会社を良くするために何をどう変えるべきかわからない
<改善のためにおこなったアクション>
- F&M Clubのセミナーに参加し、最新の情報を入手する必要性を痛感
- 何でも相談できる、電話でも相談できる、という安心感でさまざまなことを気軽に相談
- F&M Clubからのニュースで情報を得ても、自社で使えるかどうかわからないので、エフアンドエムに相談しながら助成金の申請にチャレンジ
- エフアンドエムから要点をわかりやすく、具体的に教えてもらうことができ、期日に間に合うように申請を準備
<改善の効果>
- パートタイム従業員を正社員とすることとなり、キャリアアップ助成金の要件をエフアンドエムへ相談しながら申請したところ、無事に受給できた
- 助成金の最新情報をエフアンドエムから入手できるようになり、助成金6種類を受給し収益が改善。設備や労働環境の改善として従業員へ還元する余裕が生まれた
- エフアンドエムからのアドバイスをもとに従業員1人1人と向き合えるようになり、社内の雰囲気がとてもよくなった
就業規則を見直しから助成金を受給して、経営の自信につながった事例
会社名:トラスト・セキュリティ株式会社
業種:警備業
従業員:40名
<改善前の状況>
- 定年延長が対象となる助成金を申請したところ、労働局から就業規則の不備を指摘され、助成金も受給できなかった
- 自社の就業規則はインターネットで入手したものを利用しただけ。社外から見ると自社はどのように見えているのか、労務トラブルが起こるリスクがあるのでは経営に不安を感じた
<改善のためにおこなったアクション>
- F&M Clubのセミナーに参加し、就業規則など労務管理のポイント、助成金情報などを入手
- WEBセミナーを社員とともに受講している
<改善の効果>
- 就業規則を見直しし、安心して経営できるようになった
- 労務管理のWEBセミナーを隙間時間に受講、幹部社員にも受講を奨励したところ、幹部社員が積極的に改善に取り組む雰囲気に変わった
- 現在は幹部社員の教育に力をいれており、周囲からの評判も向上、売上の増加に結び付いた
助成金を活用して最短で会社を成長させる3ステップはこれだ
助成金を上手に活用して会社を伸ばすためには3つのステップは次のとおりです。
① 助成金の最新情報を手に入れる
② 助成金の申請に必要な書類を準備する
③ 助成金活用を通じて安定した経営をする
助成金の最新情報を手に入れる
まず知っておいていただきたい点は、助成金を使うためには先に申請が必要であることです。
既に支払った費用は助成されません。また助成金には申請期限があり、必要になってから知っては手遅れとなります。
大事な点は、早く知っておくこと、しっかりと準備しておくことです。
補助金や助成金など、返済不要のお金がもらえる制度は、漏れなく活用しましょう。
助成金などは種類が多く、条件も細かく決まっています。いち早く、自社にあった最新情報を入手する方法としてF&M Clubの『補助金LINE』や『マンスリーチェック』などがあります。
助成金の申請に必要な書類を準備する
必要な書類の準備は次の3つです。
- 出勤簿や賃金台帳、就業規則や雇用条件通知書などの整備
- 支給額や控除額、手当の種類を明確にするなど、適切に整備・運用・保管
- 就業規則を見直ししたのが3年以上前の場合は、最近の労働法改正にあっていない可能性があるため要注意
助成金活用を通じて安定した経営をする
申請に必要となる書類や社内体制を整えてゆくことで、人材採用や育成の課題、労基対策もできるうえキャッシュフローも改善します。つまり助成金を受給することで経営者が安心でき、経営が安定し、従業員が働きやすい会社となることができます。
助成金を受け取りながら会社が成長するサービス!?F&M Clubにおまかせ
助成金を活用するためには、最新情報の収集、自社の労務制度の見直し、必要な書類の準備などが必要です。これらを忙しい経営者さま1人で対応することは難しいでしょう。
税理士や社労士に依頼しても専門分野を超える対応は難しいといわれることもあり、会社の悩みをワンストップで相談することは難しいです。
そこでF&M Clubであれば、助成金の受給漏れがないようLINEや補助金診断、マンスリーチェックでお知らせするなど、経営者が最新情報をすぐに入手できる体制が整っています。
またF&M Clubは、全国トップクラスの補助金採択件数があるエフアンドエムが多くの会社をご支援してきた膨大なノウハウを、月額30,000円(税抜)で使い放題のサービスです。今すぐに自社でできる解決策をワンストップで利用できます。
会社の悩み事はさまざまですし個別性が強いので、一度、エフアンドエムへお気軽にご相談ください。