新卒採用で印象が良い面接官・悪い面接官の「生の声 20個」集めました
少子高齢化や働き方の多様化が加速するなか、中小企業において採用活動は大きな課題のひとつとなっています。
「採用活動がうまくいかない」「若手社員の離職が多く、人手不足で悩んでいる」などの悩みを抱える企業も多いでしょう。
採用活動がうまくいかない理由には、「面接官のあり方」が大きくかかわっています。
この記事では、実際におこなったアンケート結果をもとに、新卒採用における「良い面接官・悪い面接官」の印象や、採用活動がうまくいくための「面接官のあり方・ポイント」について紹介します。
目次[非表示]
- 1.「面接官も見られています」面接官の態度が与える影響力
- 2.印象が良い面接官・悪い面接官の「生の声」
- 2.1.印象の良かった面接官
- 2.2.印象の悪かった面接官
- 3.採用の質を高める面接官の心得
- 4.無駄のない採用活動をおこなうためには
- 4.1.ハローワークの活用
- 4.2.採用支援サービスの活用
- 5.F&M Clubの採用支援サービス
- 5.1.求人条件分析レポート
- 5.2.パーソナリティ診断
- 6.まとめ
「面接官も見られています」面接官の態度が与える影響力
面接を受ける候補者(学生)からみて、「面接官のイメージ=企業のイメージ」といっても過言ではないほど、面接官が与える影響力は大きなものです。
せっかく候補者(学生)が企業のWebサイトや、採用情報を通して「魅力的な企業」という印象をもって面接に臨んだとしても、面接官の態度次第で「最悪な企業」という印象に変わってしまう場合もあります。
特に近年は、売り手市場であり新卒社員の採用難が続く状況であり、簡単に「辞退」されてしまう傾向があるため、面接官の態度、あり方は慎重に考えるべきです。
印象が良い面接官・悪い面接官の「生の声」
実際にF&Mがおこなった「印象が良い面接官・悪い面接官」についてのアンケートの一部を紹介します。
印象の良かった面接官
「印象の良かった面接官」については、以下のような生の声が挙がっています。
【印象の良かった面接官】
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印象の良かった面接官の回答から、「笑顔」で対応し「興味をもってくれている」ことが伝わる対応が好印象であり、聞くばかりではなく、面接官自身のことも話すことで「親近感」が得られることも伺えます。
また、面接官自体による対応のほかにも、「飲み物を出してくれた」ことや「面接の部屋が綺麗だった」ことなども、間接的に「面接の好印象」につながっています。
印象の悪かった面接官
「印象の悪かった面接官」については、以下のような生の声が挙がっています。
【印象の悪かった面接官】
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印象の悪かった面接官の回答から、「高圧的な態度」や「質問攻め」、「意見を否定する」ような態度は、悪い印象を与えてしまいます。
また、「フレンドリーすぎる」ことも、メリハリや緊張感がなく、「悪い印象」を与えてしまうほか、「部屋や椅子が汚かった」など、面接環境も印象に影響を与えてしまうため、注意が必要です。
F&Mがおこなった「印象が良い面接官・悪い面接官」についてのアンケートについて、無料会員サイトでダウンロードができます。
お役立ち資料 >> F&M新卒社員が感じた良い面接官と悪い面接官
採用の質を高める面接官の心得
アンケートの「生の声」から、採用の質を高める面接官のあり方、心得は以下のポイントをおさえた対応が重要です。
・聞く姿勢が大切
面接官は、候補者(学生)に対し興味をもって話を「聞く姿勢」が大切です。
しかし、質問攻めである態度は「高圧的」に捉えられてしまうため、候補者(学生)の回答に対する質問のほか、意見やアドバイス、面接官自身の意見などを適度に添えると良いでしょう。
・フレンドリー過ぎてもダメ、逆効果
「フレンドリーで親近感のある面接官」は、誰しもが「良い印象」を与える面接官であると判断するでしょう。
しかし、面接の場では、フレンドリーすぎることが、「緊張感がない」「メリハリがない」「この会社大丈夫かな」などの印象を与え、かえって逆効果となる場合もあります。
雑談は適度な範囲におさえ、あくまでも「親睦会ではなく面接の場」であることを再認識しましょう。
・オンとオフのバランスが重要
面接の場では、「オンとオフのバランス」が重要です。
先述したように、「緊張感を与えすぎると高圧的な印象」となり、「フレンドリーすぎるとくだけた印象」となります。
適度な緊張感を保ちつつも、候補者(学生)がリラックスした状態で面接に臨めるような面接環境づくりを心がけましょう。
無駄のない採用活動をおこなうためには
採用活動には、多大な時間と費用がかかるため、「無駄のない採用活動」をおこなわなければなりません。
無駄のない作用活動をおこなうためには、「ハローワークの活用」や「採用支援サービスの活用」がおすすめです。
ハローワークの活用
ハローワークは「無料で利用できる」ため、採用活動にかかるコストを大幅に削減できます。
しかし、無料で利用できるからこそ「ハローワークに対する誤解」を抱いている企業が多く、「ハローワークでは良い人材が採用できない」などの印象をもっている企業がほとんどです。
ハローワークの求人票には「地元の求人に強い」など、ハローワークの求人票特有のメリットがあるため、「地元企業で働きたい」などの意思をもった意欲的な求職者がたくさん利用しています。
ハローワークを利用する際は、「求人票の書き方」が重要であるため、ポイントをおさえた求人票を作成し、有効的に活用しましょう。
採用支援サービスの活用
「求人票を出しても人が集まらない」「面接のあと辞退されてしまった」など、「採用活動がうまくいかない」原因について、自社で解決できる企業は少ないでしょう。
「自社の採用活動が適切であるかどうか」の判断をおこなうためには、プロによる「採用支援サービス」の活用がおすすめです。
F&M Clubの採用支援サービス
F&M Clubの採用支援サービスでは、「求人条件分析レポート」や「パーソナリティ診断」などの支援サービスを提供しています。
求人条件分析レポート
「求人条件分析レポート」では、自社の求人条件が、求職者からみたとき、どのような印象を与えるかを客観的に分析し、改善すべき点や、魅力的な求人条件を活かすためのアドバイスを提供します。
また、ハローワーク求人票に特化したノウハウ集も活用していただけます。
パーソナリティ診断
「パーソナリティ診断」では、採用候補者や従業員の個性を形成する要素であるパーソナリティ・基礎資質・適性や心理傾向を分析します。
「ストレス耐性」「感情コントロールカ」「ポジティブ性」などのメンタリティを分析することで、採用活動や、異動などの配置転換における判断などにご活用いただけます。
まとめ
採用活動は企業にとって重要な業務ですが、採用活動がうまくいかずに頭を抱えている企業は少なくありません。
採用活動がうまくいかない原因の多くは、「面接官のあり方」や「求人票の作成方法」にあります。
採用活動がうまくいかない原因を追求し、「無駄のない採用活動」をおこないましょう。