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ダメ経営者の共通点10選!会社を倒産させない秘訣教えます。

会社が倒産してしまう背景には「ダメ経営者」の存在があります。従業員がどのように努力しても、経営者がダメでは会社は倒産するということです。
ただ、ダメ経営者には共通点があり、これを認識することで倒産する原因を排除できます。今回は、会社を倒産させかねない経営者の共通点と倒産させないための秘訣を解説します。

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目次[非表示]

  1. 1.「ダメ経営者」では会社が倒産しかねない
  2. 2.ダメ経営者が該当する共通点10選
    1. 2.1.感情の起伏が激しい
    2. 2.2.思いつきだけで行動する
    3. 2.3.成長しようとしないこと
    4. 2.4.経営状況を把握していない
    5. 2.5.ビジョンやミッションが明確でない
    6. 2.6.具体的な指示を出せない
    7. 2.7.労働環境を改善しない
    8. 2.8.休暇の取得を悪者扱いする
    9. 2.9.失敗を認められない
    10. 2.10.法律面の理解に乏しい
  3. 3.経営者が会社を倒産させないための3つの秘訣
    1. 3.1.ビジョンやミッションを明確にして周知する
    2. 3.2.経営状況を把握して資金繰りを意識する
    3. 3.3.従業員が働きやすい環境を用意する
  4. 4.会社を倒産させない経営者になりたいならばF&Mクラブへご相談ください
  5. 5.まとめ

「ダメ経営者」では会社が倒産しかねない

会社は経営者と従業員が協力して作り出すものですが、経営者がダメでは倒産しかりません。会社の頭脳であるため、ここに問題があると、会社の経営が傾いてしまいます。従業員の努力だけで、会社全体を良い方向へと持っていくことはできないでしょう。
ただ、残念ながら「従業員が頑張れば会社は成り立つ」と認識している経営者が見受けられます。これはダメ経営者の典型例で、そのままでは遅かれ早かれ倒産するはずです。安定して利益を出し、会社の倒産を防ぐためには「ダメ経営者」を脱さなければなりません。

ダメ経営者が該当する共通点10選

ダメ経営者には、10種類の共通点があります。

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感情の起伏が激しい

怒ったり萎えたりするなど、感情の起伏が激しい経営者が多く見られます。特に、怒りっぽく些細なことで激昂するような状態は、従業員を恐怖で支配することになり、経営者として失格です。
感情の起伏が激しいと、従業員は常に顔色を伺うようになりかねません。結果、働きづらい環境が生まれてしまい、従業員の離職などにより倒産に繋がる可能性があります。

思いつきだけで行動する

後先を考えず、思いつきだけで行動する人が一定数います。例えば「世の中で流行っているから」という理由だけで、新しい人事評価制度を導入するなどです。
経営者に求められることは「中長期的に会社を良くするためにはどうすれば良いか」だと考えられます。ごく短い期間だけに注目しその結果や影響を考慮できないとダメ経営者になりかねません。

成長しようとしないこと

会社を経営する以上は、自分自身も成長しなければなりません
自分自身が成長しない背景には「自分は仕事ができる」「従業員が頑張ってくれる」などの思い込みがあります。ただ、ごく一部の例外を除いてこのような考えは傲慢であり「競合他社に追い抜かれて業績が悪化する」「この会社にいても意味がないと判断した優秀な従業員が退社する」など悪い結果を招く原因となるでしょう。

経営状況を把握していない

経営者ならば、常に会社の経営状況を細部まで把握しなければなりません。良い点と悪い点を理解し、それを踏まえた行動が求められます。例えば、決算資料などを最低限タイミングでしか見返さないような場合は、ダメ経営者と表現せざるを得ません。

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ビジョンやミッションが明確でない

ビジョンやミッションは、会社経営の礎となるものであり、可能な限り具体化すべきですが、一部の経営者はこの作業を怠っています。
ビジョンやミッションは、会社としての方向性を示すものです。これに沿って、従業員は働くといっても過言ではありません。それすらも用意できていないと、最悪の場合、倒産するでしょう。

具体的な指示を出せない

具体的な指示が出せないことも、ダメ経営者の共通点です。自分自身が、経営状況や業務を把握していないため、抽象的な指示になってしまいます。結果、従業員が自分の考えで行動するようになり、業績の悪化を招きかねません。
もし、抽象的な指示しか出せないならば、今すぐに必要な情報を集めるべきです。従業員に見透かされてしまうと、不信感が募り、退職者の増加などにも繋がってしまいます

労働環境を改善しない

近年は、働き方改革が非常に重視されていますが、経営者の中にはこれらに興味がない人もいる状況です。例えば、残業の削減やハラスメントの防止が該当します。
「無駄なこと」などと考えず、優先的に取り組みましょう。

休暇の取得を悪者扱いする

ダメ経営者は、休暇の取得者を悪者扱いします。例えば、私用で有給休暇を取得すると、それに対して悪口を言うなどです。休暇の取得は労働者の権利であり、経営者はこれを認めるようにしましょう。
また、ダメ経営者の共通点として「休むことは悪」との考えがあります。これは大きな誤りであり、必要に応じて従業員を休ませ、それでもやりくりできる環境を用意しなければなりません。

失敗を認められない

失敗したにもかかわらず、これを認められないことも共通点です。
失敗を認められない背景、経営者としての「プライドの高さ」が見受けられます。確かに、一定のプライドは持つべき場面もあるでしょう。ただ、経営者でも失敗することはあるため、素直に認めて、状況を挽回することが求められます。

法律面の理解に乏しい

会社経営にあたっては、さまざまな法律の理解が必要です。しかし、ダメ経営者は、これらの理解に乏しいという共通点があります。理解が乏しいため、法律を遵守した会社経営ができません。
法律の理解は、上記で解説した「成長」にも通じる部分です。新しい知識を得ようとしないため、法律についても理解できていません。また、法律面が理解できていないため、労働環境を改善できないなどの関連性も考えられます。


経営者が会社を倒産させないための3つの秘訣

経営者が会社を倒産させないために、3つの秘訣があります。ダメ経営者にならないためにも、以下を意識した会社経営に取り組んでみましょう。

ビジョンやミッションを明確にして周知する

会社としての、ビジョンやミッションを明確にすることが大切です。会社経営の軸となる考え方であるため、経営者自身の想いを言葉にしましょう。例えば「文章で心を豊かにする」「ITで生活をより良くする」などです。具体的すぎる内容は難しいため、やや抽象的な内容を含むことはやむを得ません。
また、経営者が心の中で定めるだけではなく、従業員に周知することが大切です。自分自身の考えを理解してもらうことで、一丸となって仕事に取り組みやすくなります。社内に掲示しておくなど、従業員にも理解してもらう活動が必要です。

経営状況を把握して資金繰りを意識する

会社経営においては、資金繰りが非常に重要です。そのため、経営状況を把握して、適切な資金繰りを心がけましょう。手元からお金がなくなってしまうと、倒産は避けられません
例えば、売上や利益は毎月確認するようにします。決算書の作成タイミングだけではなく、毎月のように細かいスパンで把握することが大切です。頻繁に確認することで、状況を踏まえた経営方針の修正ができます。
また、最新の情報を踏まえて、中長期的な資金繰りを見直すことも大切です。例えば、売上が大幅に増加しているならば、借入金を繰り上げ返済することが考えられます。短期的と中長期的の両面から、資金繰りを意識すべきです。

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従業員が働きやすい環境を用意する

可能な限り、従業員が働きやすい環境を用意しましょう社内の制度を見直したり、新しい機器を導入して業務効率を上げたりすることが考えられます。
例えば、育休制度を導入することで、従業員は働きやすくなり満足度が高まるでしょう。変化を好まない経営者が見受けられますが、従業員が働きやすい環境づくりのために、このような新制度の導入は必須です。
また、新しいパソコンや工場機器など、備品や設備の入れ替えも意識しましょう。このような投資を避けていては、業務効率が下がってしまい、従業員のモチベーションも下がります。逆に、積極的な投資ができれば、従業員の働きやすい環境を実現できるはずです。

会社を倒産させない経営者になりたいならばF&Mクラブへご相談ください

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例えば、F&Mクラブの財務改善サポートでは、会社の資金繰りを最適化するための支援が可能です。倒産を避けるためには、余裕を持った資金繰りが必要であるため、これの実現に向けて実績を元にアドバイスできます。
また、従業員が働きやすい環境づくりの取り組みにお悩みならば、制度の制定や金銭的な負担を軽減するための助成金・補助金の提案が可能です。資金繰りのみならず、労務など会社経営における幅広い悩みをF&Mクラブならば解決できます。ぜひ、ご相談ください。


まとめ

経営者は会社の代表であり、利益を出すか倒産するかを大きく左右する立場です。ダメ経営者では、従業員がどのように能力を発揮しても、最終的には倒産しかねません。もし、今回紹介したようなダメ経営者の共通点に当てはまっているならば、今すぐに改善すべきです。
また、共通点を避けるだけではなく、倒産を防ぐための取り組みも求められます。資金繰りを改善したり働きやすい環境を整えたりして、より良い会社づくりを進めていきましょう。

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